◆「平成14年度南アフリカ・クワズルナタール州中小企業技術支援事前調査と報告事業計画」
財団法人東京国際交流財団の平成14年度東京都国際平和文化交流基金「民間国際事業助成」による助成金交付を受け、平成14年5月8日から5月28日まで現地調査を実施。その結果を日本機械学会主催第1回「事業と技術移転に関する国際会議」で発表。(平成14年10月20日京都大学)
◆アフガニスタン西部地域(ヘラート)難民帰還支援道路計画予備調査
平成14年4月22日より5月7日まで外務省、JICAの要請を受け調査した。「国建協」・日本建設機械化協会主催建設機械技術研修会で報告。その報告に基づき「国建協」案件形成調査の実施が決定したが、危険地域への調査見直しにより延期になる。又詳細な現地調査報告書は「建設の機械化」誌(平成14年10月号)に掲載し報告した。
◆ミャンマー国シャン州コウカン地域道路状況調査
(平成15年6月9日から6月27日、19日間実施)。当報告書は在ミャンマー日本大使館、国際協力事業団アジア第1部、国際協力事業団ミャンマー事務所、国土交通省・「国建協」及び日本建設機械化協会に提示した。「国建協」・日本建設機械化協会主催建設機械技術研修会で報告会を持った。
◆第1次ブータン道路局「道路整備機材に係わる機械施工および整備技術支援計画」
(本申請案件の第1次案件として平成16年1月13日から1月28日までの16日間実施)。事業の報告講演を2004年12月University of Central Lancashireで開催されたThe 2nd International Conference on Business & Technology Transfer (ICBTT2004)で行った。
◆欧州道路整備機械実情調査並びに舗装機械メーカ訪問調査
(平成16年4月2日〜4月18日、17日間実施)
◆平成15年度JICA「スワージランド王国食糧増産援助ソフトコンポーネント」
専門家派遣計画(契約期間:平成16年5月12日から8月31日)本事業はJICSとの業務契約に基づく事業
◆第2次ブータン道路局「道路整備機材に係わる機械施工および整備技術支援計画
平成16年10月5日から10月20日まで16日間実施)
◆平成17年度JICA個別研修「舗装機械による舗装、機材修理及び道路保守管理技術研修」
ブータン道路局技術者3名対象に45日間、本件講師2名によって日本で実施。(平成17年6月24日から7月30日)
◆第3次ブータン道路局「道路整備機材に係わる機械施工および整備技術支援計画
(平成19年1月8日から1月17日まで10日間実施)
◆第4次ブータン道路局「道路整備機材に係わる機械施工および整備技術支援計画
平成20年1月14日から1月23日まで10日間実施)
その後の活動
今日まで開発途上国を主体に、インフラストラクチャ・社会基盤整備、特に道路整備、農業開発に係わる技術指導を行ってきました。
開発途上国に限らず日本の地方自治体も財政難から道路整備事業等に相当の工夫が要求されています。
弊会の専門分野の道路整備建設機械の運営管理に加え、内外での「住民参加協働道普請」等の住民参加を考慮した社会整備支援を
行なう具体的な手法の確立を図っています。これ等に不可欠な要素は、確かな運転操作と作業技術を体得した「人造り」にあります。
ブータンでの「道作り」支援業務と日本での「協働道普請」参加の成果を纏めた和英対訳の「テキスト」と現場作業をVideo動画に
編修したDVD教材を作成しました。
これ等のテキストを活用し、開発途上国の自立した社会基盤整備支援をしました。
同時に国内では、財政難の地方自治体の「協働道直し」促進支援をしました。